最終更新：2000/10/28

続きの出ない本のぺーじ

きっかけ
　わたしは本が好きです。活字中毒といってもいいかもしれません。ついでに言えばマンガも好きです。その中には長編もあります。連載途中のものもあります。しかし、なかなか次が出ないといらいらしてしまうことも多々あります。
　そこで、備忘録がわりに、このページを作ってみました。

注意
　このページは、「なかなか次を書こうとしない作者に対する批難のページ」ではありません。しかし、あまりに放っておかれるとさすがに読者も愛想をつかします。待つのはつらいです。そこで、同じ苦しみを背負った方々とその辛さを共有し、すこしでもその辛さが和らげば、と思います。
　また、現在わたしの住んでいる地域が東北の田舎に位置しているために、新刊の全てが入荷しているとは言えない状況にあります。よって、中にはすでに続きが出ている本がある可能性は充分考えられます。そこで、すでに続巻が出版されているという情報をお持ちの方、あるいは出版予定という情報をお持ちの方、ぜひ市野賢治まで情報をお寄せくださいませ。

続巻の入手できていない本一覧

小説の部

題名	作者名	出版社	最新刊	最新刊発行年月日	メモ
双調　平家物語	橋本治	中央公論社	第２巻	1999年1月25日	平家物語と言いつつ、第１巻が中国、第２巻が大化の改新が内容というところが、大河ものの特徴か。窯変源氏物語が売れたのに乗じて、としか思えなかったのだが、やはりか。
タイタニア	田中芳樹	講談社	第３巻	1991年５月３１日	ここまで間があいてしまうと、さすがにうんざり。銀河英雄伝説という金字塔のあとであり、内容的にも盛り上がっているところだけに、惜しい。
灼熱の竜騎兵	田中芳樹	富士見ファンタジア文庫	PART3	1993年１０月２５日	半ば諦めたところでようやく出た３巻めであったが、今回はそれ以上に待たせる。すでにストーリーを忘れつつあるので、年に一回くらいは読み直す。しかしそれも無駄になりそうな雰囲気。
新・魔界水滸伝	栗本薫	角川文庫	第４巻	1996年11月25日	光速の上梓速度を誇る栗本さんにあって、唯一の長期ブランク。こんなに開くはずはないんだけどなぁ。

マンガの部

題名	作者名	出版社	最新刊	最新刊発行年月日	メモ
BASTARD!!	萩原一至	集英社ジャンプ・コミックス	第２１巻	1999年9月8日	絵もいい。ストーリーも深い。しかし長い(^^;　いいものを作ろうとする姿勢は買う。がんばれハギワラ！
低俗霊狩り	奥瀬早紀（奥瀬サキ）	白泉社	其の３	1993年7月31日	1989年３月末に其の２が出てしばらく続きが出なかったが、93年にようやく、筆者の名前をカタカナに変えて出た。しかし、其の２で完結しなかった「自動人形」の続きは其の３では描かれなかった。ぜひ続きを読みたい。
メルクリウス　プリティ	西野　司	メディアワークス	第１巻	1996年12月25日	パソコンゲームを原作にしたマンガ。この人の絵は好き（目がきれいだから(^^;）なので、ぜひ続編をと思っていたが、すでにゲームのブームは下火になっており、まず続編は出ないだろう。残念。
アップルシード	士郎正宗	青心社	第４巻	1989年４月15日	DATA BOOKと称する本に短編が３６Ｐ、総集編と称する本に８４Ｐ（未完）。総集編の発行が1996年１月２５日だから、これから考えても間隔は空き過ぎ。
サード・ガール	西村しのぶ	STUDIO SHIP	第８巻	1994年１月20日	他の連載は続いているらしいのだが、「コサージュ」って雑誌はまだ存在するのだろうか。にしてもこれは空き過ぎ。この人の感覚って好きなんだけどなあ。続き読みたいよぉ。
一緒に遭難したいひと	西村しのぶ	主婦と生活社GIGA	第１巻	1997年12月5日	お店を「こらしめる」って表現、いいなぁ(^^) ２巻出るよね？　出るよね？
アーシアン	高河ゆん	新書館	第５巻	1994年7月15日	続きが出たとも聞くし途切れたとも聞く。情報をお持ちの方、ぜひお知らせください。
リスティス	うたたねひろゆき	メディアワークス	第２巻	1998年9月25日	絵がきれい、ストーリーもしっかり、だけど遅い(^^;

うたたねひろゆき　著「セラフィック・フェザー」は2000年10月23日初版発行で第６巻が発売されました。
永野護　著「The Five Star Stories」は2000年10月1日初版発行で第10巻が発売されました。
西村しのぶ　著「サード・ガール」は文庫化され、これに伴い近々完結編がコミック版・文庫版ともに出版される見込みのようです。文庫版のあとがきに情報。
奥瀬サキ　著「低俗霊狩り」は、文庫サイズで出版され、書きおろしもあるとのことですが、書き下ろしが何なのかの情報をお持ちの方、市野賢治までぜひお知らせください。
奥瀬サキ　著「コックリさんが通る」は２０００年９月発行で第３巻が発売されました。
川原泉　著「バビロンまでは何マイル？」は、チェーザレ・ボルジアの話の結末を含め白泉社文庫（１９９７年１２月１７日初版発行）で完結していることがわかりました。（けいかさんより情報を頂きましたm(_ _)m）
ＴＯＮＯ　著「カルバニア物語」は、２０００年２月発行で第５巻が発売されました。
夢枕獏　著「キマイラ・吼」シリーズは、２０００年２月発行で第１５巻が発売されました。ついでにといってはなんですが、同時期に菊地秀行さんの「トレジャーハンター（エイリアン）」シリーズが何年かぶりで発売されています。
西野司　著「メルクリウス・プリティ」は、装丁を変更して発売されています。帯に「メディアワークスから発売されたものと同内容です」という注意書があるのは非常に親切。ありがたいことです。
高河ゆん　著「アーシアン」は、Wingsでの連載は終了したもののコミックスにできるページ数ではなく、同時収録の予定で番外編を始めたらこれが終わらなくなり、その連載も途切れているという状態のようです。（けいかさんより情報を頂きましたm(_ _)m）　また、その結末を収録した本を出版してほしいという要望はTANOMI.COMでもプロジェクトが進んでいるようです。
園田健一　著「砲神エグザクソン」は2000年６月２２日初版発行で第３巻が発売されました。