従来は作業員がチェンソーなどで木を直接切り倒す作業が主体でした。しかし倒木の危険性などがありました。  現在採用が進んでいるハーベスタ(伐倒造林機)。木を切り倒し、枝を払って玉切りする作業を一貫して安全に行う事のできる機材です。

 

 伐採した木材をワイヤーで吊り上げて集材する際に使用するタワーヤーダと言う機材。急斜面での木材運搬で活躍します。  集材された木材をフォワーダと言う運搬機材に積み込んで山の麓などに運搬します。木材はトラックなどで製材所などに運ばれて皆さんの家などに使われる時を待ちます。

 この様な機材を購入することで人力に頼っていた、時として危険な作業であった林業は効率的に作業を進める事が出来る様になり、機材を使う際にも自然に出来るだけ優しく配慮しています。

 皆さんの住宅や、その他木材製品がどうやって山からやっているか、その時にどの様な作業をしているか絵で説明したいと思います。

 木を伐採する際はイラストでは作業員がチェンソーで伐採していますが、ハーベスタなどの倒伐機材を用いる事で枝払いや玉切りなどを一貫して省力・安全な作業で行う事もできます。伐採された木はタワーヤーダで集められ、それを山の麓や作業用林道までフォワーダで運び、トラックで製材所まで運びます。
 また、伐採する際にハーベスタで枝払い、玉切りを一貫して行い、フォワーダで運ぶなど地形などの条件によって様々な作業方法があります。